コロナ禍での大学院留学は、渡航できずにずっとオンライン授業。
そんなオンライン授業をかんたんに振り返ります。
授業の履修についてのお話はこちらに。
新学期まず最初の壁
”入学教育テスト”なるものを受けなければなりません。
これは、学校の沿革や校則、学校生活のルールなどについての試験。
感覚としては、運転免許の筆記試験に近いかんじ。マルバツ問題を100問くらいやった記憶があります。
正直、中国語ネイティブではない自分からするとめっちゃ難しかったです。
9割以上正解で合格なんですが、これに合格しないと履修登録ができない。
中国人の友人に手伝ってもらって乗り越えました。
どんなもんだ前期授業
私のような渡航できない留学生以外は、通常通り対面授業が行われていました。
なので、留学生は、どうやって授業を受けたら良いのか、履修した講義の先生に相談する必要があります。
とりあえず、シラバスに各教員のメアドが記載されていたので、メールで相談。
つなたない中国語で自分が渡航できていないこと、授業の受け方、評価方法などを聞きました。
たいてい中国の方は秒で返信がくるのでありがたいです。そこから、色々とやりとりをして、先生が今後の授業方針を決めてくれました。
授業の方式は、先生によって異なりますが、大きく3つに分けられる感じでした。
①講義動画タイプ
②レポート課題タイプ
③騰訊会議(Zoomの中国版)タイプ
①は、毎週録画した授業を送ってもらい、それで自習するかんじ。
②は、毎週課題を提出するもので、授業は受けなくて良いと言われました。
③は、リアルタイムで授業を受けます。ずっとパソコン前に拘束されるので体力的にきつい。
留学生が少ない授業は、②レポート課題タイプが多かった気がします。
わざわざ対応してくれる先生方優しい...。
某講義:今週の授業の録画を下さいと伝えたら、
先生が痛風を患っていることが発覚しました。
おだいじに。
後期授業と上海ロックダウンの影響
前期と同じく、履修した講義の先生に連絡をし、授業動画を送ってもらったりしていました。
しかし、3月に上海のロックダウンの影響で、全てがオンライン授業に。
その影響で、私が受けていた授業は全て③腾讯会议形式で行われました。
今思えば、自分のペースで授業を受けれた前期は楽だった。やっぱネイティブにまざってのリアルタイム授業しんどかったです。
今、「しんどかった」と過去形で書きましたが、6月初旬の現在、実はもう今年度の授業は終了しています。
皆さまご存じの通り、中国の学校は、9月はじまりの二学期制。大学の場合は、たいてい6月末に授業が終わります。
ですが、上海ロックダウンの影響で、授業終了日が一か月早まったのです。5月31日で今学期の授業は終わりました。
そして、このお知らせが出たのは、4月30日。
突然の変更にチャイナ味を感じてしまいました。
一応、授業は終わりましたが、期末テストや課題が6月いっぱいあります。オーンオンオン
一年目を終えてみて
怒涛の一年という感じで、あっという間に終わりました。
オンライン授業の方法には慣れました。しかし、オンライン授業の弊害は、やっぱり感じておりまして、中国語を喋る機会が少ないなと。しかも、私のような中国語が下手な人間からすると、声だけで伝えるというのが難しい。
リアルで対面して会話するときは、ジェスチャーに頼りまくってたことに気づきました。また、相手の中国語が聞き取れないときは、雰囲気で察して会話してたなと。
こんなんだからオンラインでやっと喋るチャンスがきても、自信がないから積極的にいけないのです。
緊張しまくってしまうし、今は中国語喋るのが嫌でしょうがないです。なんだか中国語の勉強へのモチベもすっかりゼロになってしました。あがいて、もがいて。
追記
ロックダウン中の上海生活については、こんな記事があるのでどうぞ。
上海にいる学生の生活に興味がある方は、役に立つかもしれないです。
以上