交換留学の思い出を綴ります。
留学したのは、コロナ以前の事でした。
留学初日のことは一生忘れません。
その日、初めて会った人と一緒に自分のう○こを見つめました。
あれは、何とか大学の寮に辿り着き、自分の部屋に荷物を運び終わった夕方のことでした。
飛行機の疲れ、異国の地での緊張。
自分の部屋で一息つくと、う◯ちしたいことに気が付きます。
もちろん部屋にはトイレが付いています。トイレに向かいます。
そして、冷静に中国のトイレ事情を思い出します。
トイレットペーパーは流せない。
使用後のトイレットペーパーはゴミ箱へ。
使用後のトイレットペーパーはゴミ箱へ。
そして用事を済ませます。
完璧です。
紙をゴミ箱にいれ、水を流します。
ジャアアァ……
…??
ジャアアァ……
…??
………
ジャアアアアア…
…??
そこには、水流に抗いびくともしないものがありました。
数分格闘するも、便器内の水面は急上昇。
一人では解決できないと判断し、寮に受付があるのを思い出しました。
急いで受付へ向かい、トイレが壊れたことを伝えます。
トイレ、コワレタ!!キンキュウ!
トイレ!水イッパイ!!
受付係の男性は、いかにも面倒くさそうな表情です。
それでも片言の中国語で騒ぐと、自分の部屋に来てもらえることになりました。
知らない土地でのトラブル。いきなり知らない人を部屋に呼ぶなんて怖い。
心臓のバクバクが止まりません。部屋までの道中、不安と緊張が去来します。
そして、トイレ見てもらうということは、う〇こを見られることを意味していました。
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