中国留学ワクチン事情
留学の手続きと並行して準備しておきたいのが予防接種。
中国では日本とは異なる感染症が流行しています。知らない病気にかかる可能性はゼロじゃありません。
見知らぬ土地で病気になるのはこわいよお。心配な方は、予防接種を受けておくのがおすすめです。
留学先の学校によっては、ワクチン接種を推奨している場合もあるらしいので、確認してみてください。
中国渡航に際して推奨されているワクチンについては、外務省のHPにて確認できます。地域によって、色々違うようなので要チェックです。
また、中国渡航者向け予防接種についてまとめている記事を発見しました。
workingabroad.lightworks.co.jp
マニュアル化されていて分かりやすかったので貼っておきます。
ということで、本記事では私がどんな感じで何を打ったのか、感想を綴ります。
私接種したのはコロナ前で、現在とは状況が違うと思いますので、参考程度にどうぞ。
どこで接種すれば良いのだ
そもそも、どこで渡航者向けの予防接種を受けれるのか、全くわかりませんでした。
まあ、いつも通り、ググって調べました。
トラベルクリニック/渡航外来等の医療機関で受けることができるそう。
そんなんどこにあるんだ、とネットの海を彷徨っていると発見。
国内のトラベルクリニックの一覧です。自分の住んでいる都道府県のトラベルクリニックを見つけて、とりあえず電話して予約。
なんでも電話してみるべし。聞くべし。
どんなワクチン打ったんだい
私は、1年間の交換留学に向けて以下のワクチンを打つことにしました。
- A型肝炎
- B型肝炎
- 狂犬病
- 破傷風
日本脳炎と麻疹も接種が推奨されていましたが、私は幼いころに接種済みだったようで、「抗体がまだある」というような話で打ちませんでした。
お医者さんと相談して必要なければ打たなくても大丈夫というかんじです。
このように、ワクチン接種歴によって、打つ打たないの条件が変わるっぽい。
なので母子手帳を持っていくと良いかと思います。お医者さんに色々説明するときに役に立ちました。
どんな予防接種を受けるべきか、病院で相談しておくとやっぱり安心です。
狂犬病とか打つ必要あるん?と思っていたのですが、私の脳裏にある光景が浮かびました。
実はわたくし、留学前に旅行で陝西省と河南省に行ったことがあります。
そのときの記憶を辿ると、その辺に犬がいたなと。日本では見ない、中国の顔した犬がヘッヘヘッヘしてる。うわ。あそこにも異国の顔をした犬がいるぞ。
とりあえず打っとこ。
いつ打つのか、ワクチン接種計画
ワクチンの種類によっては、複数回打たなければいけないものもあります。
私が接種した上記4つのワクチンは、いずれも3回の接種が推奨されていました。
覚えている範囲でいうと、2〜3週間あけて2回目接種、そこから半年ほどあけて3回目接種というパターンだった気がします。
そのため、渡航のタイミングに合わせて予約をしておく必要がありました。
私の場合、渡航まで半年しか時間がなかったので、とりあえず2回目まで受けましたが、3回目には間に合わずに受けてません。
ざっくりとしか覚えてませんが、少なくとも渡航の3か月前には予防接種を受けたほうが良いのだと思われます。
ぐだぐだ書きましたが、外務省のHPやお医者さんのお話を確認するのが1番です。
お値段と痛み
予防接種、これが結構なお値段。
なぜなら、海外渡航用の予防接種は、全額自己負担だから。健康保険の対象外なのです。
4種類まとめて接種できた気がするのですが、そのときは合計で約35000円だった記憶があります。高けぇ。これを3回ずつとか考えたくない。狂犬病が一番高かったはず。
そのへんもお医者さんと相談しながら、何を打つべきか自分で考えなきゃで、面倒くさかったです。
それから、ワクチン接種時の痛みですが、普通に注射の痛さです。
ただ、看護師さんが言ってたのですが、狂犬病のワクチンは少し痛いらしい。確かに、一番痛かった気がします。ズンときた。
コロナワクチン接種は必須?
中国に入国する際にコロナワクチン接種は必要なのでしょうか。
ちょろっと調べてみると、2022年11月現在ビザ申請にコロナワクチン接種証明書が必要なもよう。
- 現在中国政府は入国者に対してワクチン接種を義務化しておりません
ただし2021年11月以降、中国査証申請をする際にワクチン接種証明書のコピー提示が必要となっております
今後、渡航条件が変更になると思いますが、現在のところこんな感じでした。
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以上