HSK4級取得までの体験談です。
HSKとは何ぞや
中国政府公認の中国語検定です。
HSK4級は、『中国語を用いて広範囲の話題について会話ができ、中国語を母国語とする相手と比較的流暢にコミュニケーションをとることができる。』レベルです。
大学で中国語学習むずくね
大学の第二外国語なんて、喋れない・使えないのが殆どではないでしょうか。
語学に興味を持たず、単位の為に二外の授業を受けている学生になら、この言葉の意味が分かっていただけると思います。
そんな私ですが、留学のためにHKSなる中国語検定を取得しなければいけませんでした。
全然勉強しないな、自分。
4級は、中国語に馴染みのある人にとっては楽勝レベルだと思います。
しかし、私はいきなりここでつまずきました。
まず、何から勉強したら良いのか分からないし、自分一人じゃ全く勉強しないことに気づきます。
もっと言えば基礎がなっていないので自分で前に進めない。
語学学校にいってみた
そこで、1人で机に向かうことは諦め、語学学校に通ってみることにしたのです。
大学で中国語の授業取ってるし、語学学校とのダブルスクールなんて1ミリも考えていませんでした。
有名な語学学校は結構高いし、選択肢に無かったのですが、見つけたのです。安い地元にしかないような語学学校を。
とりあえず週1でレッスンを受けてみました。
語学学校の効果
「効率の良い勉強法」ではありませんが、強制的に中国語に触れる時間を増やしたことが自分には良かったようです。
少し勉強してみる気になれました。新しい環境に身を置くことで、大学にいる“中国語の出来ない自分”を切り離すことができたのかもしれません。
そうしてるうちに、自分からHSKの問題集や単語帳を使っての勉強を始めるようになりました。
自宅学習はじめました。
使っていたのは、こちらの公式過去問集。
どうせ色々買ってもやらないので、教材はこの2冊にとどめておきました。これを繰り返し使います。
問題をいきなり解くことはせず、リスニングの問題をディクテーションしたり、読解問題を音読したりしてました。
私は、教科書を開いてペンを持つという動作がもうめんどくさいものぐさ太郎です。
最初に始めたのは、通学時間のリスニング垂れ流し。
私は中国語を勉強しようと思うと心が折れてしまいます。なので、勉強であることに気づかせないように、それとなく日常に中国語を潜ませることから始めました。
寝てしまっても良いからリスニングを聞く。そしてちょっとでも聞けたら自分を褒めるのです。
勉強嫌いの自分に対して「ほら、怖くない」と警戒心を解くように。
これまた効率的な勉強法ではないと思います。勉強自体が苦手で、効率よく学べない人の苦肉の策です。ナウシカ療法とでも呼んでおきましょう。
これに慣れてきたら、そのリスニングをシャドーイングしてみたり暗記してみたり。なるべく机に向かわないようにしてました。
さらに慣れてきたらディクテーションしたり、実際に問題を解いてみたり。
単語帳は、「品詞別・例文で覚える HSK基本語彙」を使用。超初心者向けです。
ガッツリ覚えたりはせずに、眺めるくらいでした。
受かるまでどのくらい
こんな感じでHSKの勉強は、留学選考の1年半前くらいから取り組み始めました。なので取得まで1年半くらいです。
4級は、半年で受かる人も多いそうなので、私はかなりのんびりコースだと思います。
自分のペースで進められると良いですね。
以上
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